パンパカパーン
2017年 06月 08日
わけあってパン断ちしている。
といっても自分で作るのと人から貰うのはヨシというぬるいパン断ち。
外で買わないというだけ。
それでも初めての街を歩くと自然とパン屋を開拓してしまうパン好きには結構なパン断ち。
ひと月ほど経って
お気に入りのパン屋の近くを通るたびに「あああの店のあのパン・・・」という誘惑からも
落ち着いて距離をとれるようになった今日このごろ。
おかげでうちで焼くパンがぐんと美味しくなった。
食べたいものを作る!という執念が実を結んで日々研究中。
種類豊富な菓子パンを好きに選ぶのでないから「これぞ」という食べ方で一点豪華主義。
写真は「イチジクあんバターパン」
黒糖焼酎漬けのドライイチジクを練り込んだ甘酒パンに
ヨツバのバターを柔らかく練ってたっぷり塗って
きび糖と黒糖を合わせて甘さ控えめに煮た小豆をてんこ盛りにして。
コーヒーとベストマッチで大・満・足。
満足度が高いからか心なし食べる量は減ったような気がする。
と話すと心優しい友達が手作りパンを献上してくださる。狙っているわけではない。
写真は料理上手な友人が米麹で起こした生種で作った白パンと黒豆パン。
もっちりしっかりどっしり。彼女の人柄そのまんま。
パンは人柄が表れる。パンだけじゃないけど。
お店に行ってもわかっちゃう。
これは相当なパン好きの人が作ってるなとか。
あれ?ちょっと億劫になってるよね、旦那さんと喧嘩でもした?とか。
体調不良でお休みしてたパン屋さんが復帰後に作ったパンがみんなふっくら元気になってるとか。
生きているからねパンは。
どうも考えてみるとパン断ちを始めてからパンを切らしていない。
これはもうわたしがパンを好きなだけじゃなくてパンもわたしのことが好きなのだ。
両思いってやつだ。
仕方ないね。
ちなみに今夜は冷蔵庫で明日焼くチャパティの生地が眠っている。
Good night!
by medine
| 2017-06-08 22:25
| パンやおかしのこと