からだサミット2014in芍薬堂

からだサミット2014第一弾は

安曇野で女性を中心に着実な人気を誇る「森の中の漢方薬局」

芍薬堂の代表薬剤師・土屋芙紗子さんとの I & I サミット!

(以下、ふさこさんと表記させていただきます。)

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「森の中の漢方薬局」

そう聞くだけでワクワクするのはわたしだけではないはず。

静かに落ち着きながらもどことなくミステリアスなにおいがプンプン

そのイメージは芍薬堂の主、ふさこさんそのもの。

芍薬peonyは女性の受動的な純粋さと優美さや神秘を表わすハーブ

そのことをお知らせすると少し照れくさそうに笑いながら

「こんな森の中にいるし、人からよく魔女みたいと言われるからもうそのつもりで」

と教えてくれた。

本人在店を知らせるのにホウキを立てかけておく辺りもお茶目。

ふさこさん曰く支配人の黒猫ララちゃんも一役買っている。

わたしが芍薬堂を知ったのも、お気に入りの石釜パン屋にあった一枚のチラシで

「芍薬堂の魔女チャイ」なるものを目にしたのがきっかけ。

薬局のチラシがパン屋に、しかも魔女チャイ・・・これは気になる。

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そんな魔女ふさこさんのお店では、

来店時に季節に合わせたハーブティーのお出迎えがあり、

いただきながら店内を見回すと漢方薬やハーブやアロマだけでなく

猫グッズを中心にお気に入りの雑貨が並んでいる。

そしてその奥にソファーを向き合わせた相談スペースと、

ビンに入った生薬がズラリと並ぶ調剤室。

トイレはひっそりしっかりコンポスト式。

あるものすべてに愛の行き届いた感じ

それだけで癒されるよね。


今どうしてここにいるのか

そんなことを話しているうちに興味深い話になった。


実はふさこさんのお祖父さんも薬剤師で

そしてやはり漢方薬に興味を持って独学で勉強し、

いつもどーんとしたテーブルをはさんでお客さんと

なんだかえっらく長く話をしていたという思い出があるそう。

だからといってお祖父さんから具体的に漢方の理論などを教わったことはなく

ただいつも、まさに漢方というような匂いが漂っていて、

ふさこさんにとってはそれこそが折に触れて思い出す懐かしい香りとのこと。

何年か前に言った香港旅行中にやはり漢方薬局でその匂いがして

たまらなく懐かしい気持ちになりずっとそこに立ち止まっていてしまったとか。


牛黄清心丸という薬の匂いに近いけれどちょっとちがうし、

きっとそれは色んな匂いが混ざってもう年を重ねないとならない香りで、

まだ芍薬堂はその香りにはなっていない、

あの深い香りにはにはまだちょっと行き着いてないな、

そう語るふさこさんはなぜかとても幸せそうに見えた。


人生の中では

もちろんお世話になる恩師との出会いや色んなきっかけが重なって

今ここにいるわけだけど、

いつもなんだか自分の進む道というのは見えてないようで実はもうあって、

霧の向こうから誰かがこっちこっちって言っているようなそんな気がして、

それは亡くなったおじいちゃんもその一人なのかなって思うし、

本当はわからないけれど、それがあって

自分の思った通りでいいんだっていうように深くほっとできている気がする、

それはこういうスタイルでやって行くと決めた時から

強くそう思えるようになったそう。


確かに芍薬堂はわかりづらい森の中で、

タヌキ相手にやるんじゃないんだからと言われたり

多くの知り合いからもやめときなよと言われたりで、

だけどそれ以外の道は考えられないなと、妙な自信があったそう。


そこで一歩踏み出すことでその自信が裏付けされて行く

導かれているという感覚に素直になることが鍵

ふさこさんの話を聞いてわたしはそう思った。

明日のことは誰にもわからないよね

そして一見代わり映えしない日々の中で

みんなあたらしい自分と出会って行くのだ

それこそナマの科学

今を生きるからだの才エンスなのだ☆


そして一歩踏み出す時には思い切って何かを手放すことになる

そんな話もした。

しがらみ、思い込み、引きずってしまう感情

春はそういうものを一掃する季節でもある。

奇しくも宇宙は今まさにそれを促しているようだ。

よりよくバランスの取れた精神状態でこの時季を過ごせるように

わたしも漢方薬を頓服でいただくことに。


あらためてカウンセリングをすること約1時間。

こちらがお話を聞いていた時よりも少しだけシャープな口調のふさこさん

わたくしも少し緊張

する間もなくいつしか思ってもいなかったことまで話していた。

後からふさこさんが言ったのは

聞くだけでは自分も重くなるから自然と自分の話も挟むようにしている

という対談の秘訣。

自然と弾む会話の中でわたしは自分の今の状態を確認するように話し出す。

話すは放すだからね

そんな言葉が腑に落ちて、気持ちは和らいでゆく。

そしてわたしに出されたのは、加味逍遙散という10種の生薬が配合された漢方。

それを煎じ薬でいただく。毎朝自分のためにエキスを煎じる。効かない理由がない。

ふさこさんはガラス張りの調剤室で木片や葉っぱを量って混ぜて小分けにする。

「薬剤師ってこれこそが仕事のような気がするよね」

うんそうですね、

わたしもキラキラした粉や丸く固まった錠剤より草木や花と仲良くしたい。

こういっちゃなんでしょうか?

それは確かな知識と共にあるおままごとのようでもあり

それは進化したキッチンのようでもある。

つまり暮らしの中にある薬ということ。

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とある薬草名人は言う。

「その人を癒す薬草は必ずその人の庭に生える」

それを今のわたしはもう少し広く理解して

「日々の暮らしの出会いの中で人は整え癒され育ってゆく」

そう考えている。

そのことをふさこさんに伝えた。

そしてふさこさんの日々のくすりは何ですか?と聞くと

「仕事が終わった後に飲むお酒かなー」

と笑って言った。薬局長、そこですか。チャーミングな女性だな


そして最後にはわたしの得意技でもあるハーバルタロットを開く。

ふさこさんには隠者のカード

愛と慈悲深い落ち着きを持って他者を助ける存在

多くを語ったり人を説得するのでなく

静けさの中に自分自身の光を灯すことで他者にも輝く方法を伝える

ぴったりです。


そんな魔女ふさこさんの居る森の中の漢方薬局

芍薬堂http://www.shakuyakudo.com/

気になる方はぜひ足をお運びください。

からだサミットありがとうございました!


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by medine | 2014-05-07 11:33 | からだのこと~ &universe

日々いろいろなものごとがわたしのくすりになっています。      http://medine.me


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