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あらゆるヴェーダ

各カウンセリングの内容について詳しくお伝えします。

1.アーユルヴェーダ式体質・体調チェック

アーユルヴェーダとは、インド由来の最古の医学体系です。
アーユス(生命)に関わるあらゆるものについての教え、それをアーユルヴェーダと言います。
つまり生きている人間にとっての「あらゆる(ものに関する)ヴェーダ(教え)」とわたしは理解しています。

日本においては、額の一点(第三の目といわれる眉間の一箇所)にゴマ油等を適宜滴下することによって内的感覚の変性を引き起こす方法(シローダーラー)が広く知られていますが、それはアーユルヴェーダのほんの一部の施術方に過ぎません。
アーユルヴェーダについては、まずその特徴的な世界観について理解する必要があると思われます。

まず、わたしたちを含めたそれをとりまく世界、それは全て宇宙を構成する五大元素、空・風・火・水・地、から成り立っていると考えられています。

空、それは東洋思想の「無」に近い、すべてのものがそこにあるいうただの存在の力。
風、それは物事を動かす力。剣で現されるような無駄なものを断ち切る力、行動力や実行力。
火、それは力強く表現する力。芸術性や個人的意志の力である反面、優しく暗闇を照らす光の力。
水、それは流れゆく力。自分自身の感情や係わり合いの中での寛容や思いやりといった受容性、生命の潜在的な力。
地、それは堅固で安定した力。目に見えて受け取ることの出来るものの象徴、滋養や育成の力。

それらが原初のエネルギーとなり、組み合わさることでわたしたちが感じ取ることの出来る全ての現象を作っていると考えられています。
もちろん、わたしたちの体もそれぞれの元素が組み合わさることにより作られています。
空というのは、体を含むそれを取り巻く世界の全て。
風は、全体の調節や呼吸・それと繋がる神経系のはたらき。火は、消化や心臓血液・循環器系のはたらき。水は、泌尿器・生殖器系のはたらき。地は、体の構造そのものをつくります。
そして、わたしたちの体の中では、五大元素がそれぞれツーペアを作ることで、基本的な3つの体液(ドーシャ)の性質を成します。

基本となる体液やそれを構成する元素については、生きている人間みんなに共通のものです。
ただ、その組成(どの要素がどれだけ多いか少ないか)が人それぞれ違っていて、それによりその人なりの個性や体質というものが作られている。
そういった考え方、そのものがアーユルヴェーダの基本をなしています。

難しいような感じがしますか?
なんとなく直感で理解できるような感じはしませんか?

人間の体について理解するには、もちろん解剖学や生理学のように基本的な知識も重要ですが、心と体と魂との組み合わさった自分については、このような感覚的な理解があれば、あとは自分なりの経験的な知識と組み合わせることによって、かなりの範囲で自分だけの理解が深められるかと思います。

自分の体については自分しか知りえない事実がある

それが真実です。
そういった真実について自分なりのイメージを膨らませていただくことが、本当の意味で自分を養うくすりになります。

ここでは、統計的に集められたいくつかの質問に答えていただくことで、あなたの基本的な体質について知ることができます。
また、特にここ一週間位の様子について質問に答えていただくことで、基本体質に対して今現在はどのように体液のバランスを保っているか、そういったことを知ることが出来ます。
メディネでは、ここで得た情報に従ってその後のトリートメントのメニューを決めていきます。


なんとなく感じている体調について自分なりにイメージすることで、自分だけの養成法、自分がより心地よく居られる方法について知ることが出来ます。

日常から少しだけ間をおいた空間で、あなただけのイメージを膨らませてください。
by medine | 2010-08-23 18:47

日々いろいろなものごとがわたしのくすりになっています。      http://medine.me


by medine